供養女子~お供え花を届ける時

あきつフルール

2018年11月26日 15:58

大切な人を通夜葬儀と見送った後~
それから寂しさが込み上げます。

修善寺の花屋「あきつフルール」の
秋津ゆきみ です。

いつもはなちゃんブログをお読みいただいて
ありがとうざいます。

枕花・通夜葬儀花をお届けする時は
これから「荼毘にふさなければならない」と
誰しもが悲しみと緊張感を持ち合わせています。

亡くなることは寂しいけれど
「いつかTHE ENDの日がくる」ことは
突然事故・事件で死を迎えた場合以外は
覚悟をしていると思います。

問題は・・・
葬儀が終わった後に
お供え花を届ける時です。

私自身は両親を看取り見送り・・・
むしろ月日が経ってからの方が
「さみしさ」がつのりました。

昨日お供え花をお届けした 男性は80年配。

少し不機嫌そうで
つまらなさそうな表情でした。

手短にお花を長持ちさせる方法を
説明させていただきました。

寂しかったんだろうなあ?
何日も誰とも話してないのかなあ?

お花の説明をした後・・・
「女房が3カ月前に亡くなっちゃってね・・・
この家に俺一人だもんね・・・」

寂しさが伝わりました。

こちらからは質問もすることなく
しばらく お話を聞いていました。
奥さんの話、お花をくれたのは
大学の同級生だということ・・・

「そうですか~そうですね~
素敵な奥様だったのですね~」と

お話ししているうちに(ほとんど男性の話の聞き役)
男性が笑うようになってきました。
顔の表情も明るく楽しそうになりました。

お花も気に入っていただけました。
カサブランカ(百合)とカスミソウのみのアレンジのご依頼でした。


写真は、カサブランカに白系のお花を入れたアレンジメント
↓↓



「百合が開いたら ここをこう切って、ご仏壇用に生けても良いですね~
次の蕾も咲きやすくなるんですよ~」

そんな 花屋として些細なアドバイスも
お相手の心を和ます潤滑油になりますね。

私はこのような会話を
リップサービスなどという下世話な言葉として
使いたくないんです。

心を込めた心からの
細やかな私の思いです。
口だけのサービスではありません。

私の話で、お花は長持ちするし、
少しでも心が和んでくれたら・・・

大切な方を亡くされた方へは
いつも 心がけています。

寂しい心へ 私の思いが届けば~
私は すっごく幸せなんだなあ。

最後に 一緒に笑えてよかった!


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