私が花屋になった本当の理由
花屋にはなりたかったけれど
花屋の女将になることは
全くの想定外。
人生は面白いものですね。
修善寺の花屋「あきつフルール」の
秋津ゆきみです。
今日は 今更ながら
どうして花屋になったのか?
について書いてみます。
プロフィールに書いてあるように
「花が好きで~学んで~」の
とうりで、嘘ではないのですが・・・
花が好きな人っていっぱいいるでしょ。
花を学ぶ人もいっぱいいるのに。
そんな中で、花屋になった私~
それには理由があるはず。
10代に始めた華道
20代になって「フラワーアレンジメント」と並行して
東京で学んでいた頃、
安いTシャツで我慢しても
花を買っていた。
お金もないのに六本木の高級花屋で
1本2000円もする高いお花を買ったり、
大好きな青いジャイアントデルフィニューム
1本だけご褒美に買ったりしていた。
フラワーアレンジメント教室の講師になりたかったり
花と関わる生活を送りたいと思い始めた頃
私の人生の大ピンチ
まさに青天の霹靂。
私は国立がんセンター病院の
ベットの上にいた。
もしかしたら死ぬかもしれないよ!という
「余命半年」を突きつけられていた。
詳しくは初出版本
「女人生の咲かせ方」に
書いてあるので
ここは飛ばします。
凄く説明が付きにくいのですが・・・
ベットの上で半分体を
倒しながら暇を持て余していると
不思議なことが起きた。
天上から
キラキラしたピンクと白のパステル系の
バラの花びらが沢山
まるでシャワーのように
落ちてきた。
それもゆっくりと~
まるで私に受け取って欲しいがごとく。
良く説明がつかないのですが、
私はもっともっと花の勉強がしたくなった。
幸運にも病院から生還した私の
「花」への執着は強くなった。
フラワーアレンジメント講師になったら
毎日もっともっと花に接していたい!
そう思うようになって花屋になった。
確かに花は綺麗で心を癒し
幸せになることに間違いはない。
でも 今~
私が花に対して思っていることは
実は「人生」とよく似ている。
花が綺麗な時は一時(いっとき)
綺麗になるまでの
忍耐と努力を思って
その輝かしい一時を
思う存分楽しんでほしいのだ。
例えば球根を考えてみると・・・
春に咲く花は、秋植え球根で
遅くても寒くなるまでに植える。
球根が植えられていることを知らず
私達は 踏みつけていませんか?
寒い冬・・・
私達がストーブの前で暖を取っている間も
球根は冷たい土の中。
文句も言わず、自分の花を咲かせるために
ジーっと頑張っている。
「いつか綺麗に花を咲かせるぞ!」って
そして春爛漫
出番が来た~とばかりに見事な花を咲かせる。
寒さに晒された方が
より綺麗な花を咲かせることも事実で
納得させられる。
努力は実る!
夢は叶う!
念ずれば花開く!
桜は~
皆 開花するころには騒ぐけれど
後の11カ月ほどは「忍耐」の一文字だ。
葉桜になれば、
何の花なのかも忘れられ、
毛虫がいっぱい と嫌がられ、
木枯らしの吹くころには
枯れ葉が舞い散って掃除が大変 と
これまた 鬱陶しがられる。
1か月綺麗に輝かせるための努力。
それは 本当に「人生」と似ている。
「咲くも無心、散るも無心」
私は 本当は花の綺麗さだけでなく、
花を通してのそんな人生感を伝えたい!
そう考えている自分に気が付いた。
これから先の私のミッションは
想定外だった「花屋の女将」と
同じようにどこかに導かれていくのだろう。
(因みに私は、スピ系ではありません)
土の中で、しっかりと根を張りながら!
最後までお読みいただいて
ありがとうございます。
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