墓守り人

あきつフルール

2022年12月29日 19:07

修善寺の秋津ゆきみです。


クリスマスが終わった花屋は
お正月花準備にひた走ります。

最初に皆さん考えることは・・・

菩提寺・お墓守の方々は
墓掃除です。

早い方はクリスマス後すぐ

土日に合わせるとクリスマスでも
墓参り・墓掃除の方がいらっしゃいます。

私は今日
菩提寺さんへの暮れのあいさつと
つけどどけ と
墓掃除をしてきました。









日頃の感謝とご報告を
ご先祖さんにします。
お願い事はしないように
しています。

まめな方は掃除後にお花を入れ

元旦墓参りで
またお花を足す。

という感じでしょうか。

我が家は仏さんが新しいこともあって
割とまめに墓参りには行っていますが

流石にここ10日ほどさぼったら

落ち葉掃除で
腕が痛くなるほど竹ぼうきを
動かした気がします。

それでも
長男の嫁にとっては大切なことです。

そういう風習もなくなるのかもしれませんが・・・


実家 墓参りは年明けです。

こちらも両親にとって
私は一人の子供なので

墓守は私のお役目です。
曾祖母の50回忌もやりましたし
祖母・大叔母と
両親~と
続いています。

幼いころから
祖母に連れられ
お寺さんでもらうお菓子がうれしくて
墓参した私は

あの 何とも言えなく臭~くなる
花筒の掃除担当でした。

「小さい手でないと花筒に入らないから
ゆきみちゃん、やってね」と

祖母にうま~く騙されて笑

懐かしい思い出です。


花屋になって
しきびのあのにおいの再来

何十年たっても匂いは変わらず です。

人生に「伏線」という言葉が
あるとしたら・・・



花屋の女将になることも
こうして「墓守り人」になることも
とっくの昔に決まってたのかもしれませんね。


今日もお読みいただいて
ありがとうございます。










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